もう空いているらしい、ということで、
ガソリンスタンドに行って来た。
徒歩でも家の前から1分ぐらいで行ける距離にある、
シェルのセルフのスタンド。
待ち行列なしで、すぐに満タン給油完了。
これで、一安心。
3月上旬の時点で、ぼくの車には、
ほとんどガソリンが入ってなかった。
給油ランプが付く直前ぐらいの量。
とは言え、普段、ほとんど車は使わないので、
滅多に、スタンドにも行かず、
こういう状態で1カ月ほっとくこともザラ。
少し遠いぐらいなら、
自転車を使えばいい、と思っているから、
日常生活では、本当に、必要性を感じないのだ。
給油はいつでも出来ると思っていたし。
ところが、今回は、震災が起こり、
給油するのが大変に難しい状況になってしまった。
以前は、何か突発的なことがあると困るから、
出来るだけ、満タンにしておこう、と思っていた。
それは、例えば、スタンドも開いてないような夜中、
親が倒れたとか連絡が入ったら、
とりあえず、車を飛ばして、駆けつけたいではないか。
実際、父が倒れたときは、そういう事態に遭遇した。
しかし、近所のセルフが24時間営業になり、
スピに目覚めた結果、ますます車を遣わなくなり、
結果、何かあっても、このスタンドによればよい、
みたいな油断?が出てきていた。
でも、それは大きな油断であった。。。
震災直後の、14か15日に、
ぼくは、福島原発の状態を観ながら、
これは最悪、首都圏脱出の判断を、
しなければいけない時が来るかもしれない、と思った。
万が一の可能性として、ではあったけど、
可能性として考えられる以上、
その時の手段を決めておかなければ、と考えた。
そうなると、脱出の手段は車がいい。
新幹線に乗るまでに、被曝してしまうかもしれないし、
そもそも、乗れるかどうかわからない。
新幹線は動いてないかもしれないのだ。
で、とりあえず、自分の車のガソリンタンクを、
満タンにしておこうと思ったのである。
ところが、スタンドに行くと、
給油のための長い列が出来ており、
付近の道路が何百メートル?何キロ?も
渋滞しているではないか。
おおお、混んでいるとは聞いていたけど、
これほどまでとは。
で、給油は諦めたのであった。
・・・もう、3秒で諦めた(笑)
今思えば、あの頃が一番混んでいたとき、
だったのかもしれない。
自分たちだけ逃げる、というつもりはなかったけど、
すぐに、給油出来ないのなら、
給油する必要は、ないのだろう、ということかと。
幸い、普段から、米と水は、
ある程度の買い置きがあるので、
その時は、屋内退避しよう!と考えた。
さて、あれから2週間。
今日は、並ばずに給油出来たし、
特に制限がなかったので、満タンにすることも出来た。
ぼくの個人的な分析?判断?によると、
最近では、3/15頃に比べると、
首都圏脱出の可能性が随分と減少したと思う。
逆に、あの頃は安全です、と言っていた学者が、
最近、ヤバいです、と言い始めていたりする。
だが、ぼくは、なんとなくだけど、
今のところ、大丈夫である、と思う。
実際に、慌てなくてはいけないのは、
あの時だったのだ。
かなり緊迫した状況だったはずなのに、
多分、後手後手で、何の手も打てず、
危機回避のための最大のチャンスを、
逃してしまったように思える。
そして、あの頃、緊迫していることが
わからなかった人たちに、
今こそ、ヤバいです、と言われても、
あまり、信じる気になれない。
ところで、セルフのガソリンスタンドで、
満タンにしたのは、生れて初めてなことだ。
いや、満タンにするお金がないとか、そういうのではなく、
給油のオプションの選択を、満タンで指定したとき、
自動的に給油が止まってくれるかどうか、
結構、不安だったのだ(笑)
もしも、止まらず、じゃあじゃあと、ガソリンが溢れたら、
ぼくは、どうしたらいいのだ!?みたいな想像をしてしまい、
とてもじゃないが、満タンのボタンを押せなかったのだ。
情けない?
ちょっと笑えるでしょ?
でも、ぼくには、そういうところがある。
ちなみに、今日、満タンに出来たのは、
予め、決意をして、スタンドに向かったからだ。
もしも、制限なく給油出来るようなら、
ぜひ、満タンにしてみよう。
いい機会ではないか!と思ったのだ。
少しガソリンが漏れたところで、どこかの
「直ちに影響はありません。」と言われる
漏れに比べたら、かわいいもんだ。
挑戦あるのみ!みたいな(笑)
どきどきしながら、給油開始。
・・・そして、40リッターを越えたあたりで、
ぴたっと給油が完了。
おお、なんだ、恐れるに足らず。
全く、問題なし。
やったー!!! (^^)/
そういえば、満タンでなくても、
セルフのスタンドが恐ろしくて、
しばらく、有人スタンドを探しては給油していたこともある。
そのうち、どこのスタンドもセルフになってしまい、
もう仕方なく、ある日、意を決して、
セルフで給油したんだった。
その昔、初めて、銀行のATMが出来たとき、
両親たちが、なんだか、怖いからと、
わざわざ窓口でお金を下ろしていたのは、
多分、こういう感覚だったのだろうな。
あの頃は、あほらしい、簡単なのに、と思っていたけど、
今なら、その気持ちはよくわかる(笑)
初めてのセルフ・満タン給油(笑)
