昨日は、古い友人と酒を飲んだ。
場所は、新橋である。
正月明けだし、給料日前だから、
それほど、人出もないだろうと思いながら、
待ち合わせの場所の蒸気機関車前を目指すも、
すごい人で、まっすぐ歩けないぐらいである。
震災で、あれほどのダメージを受けても、
原発が爆発して、放射性物質が降り注いでも、
日本は、というか東京は、今のところ、
幸か不幸か?元気な人たちでいっぱいだ。
あまりに人が多過ぎて、
会えそうもなかったので、
携帯で話しながら、
やっと、ニュー新橋ビルの入り口で
再会することが出来た。
そこには、ちょっと腹は出ていたけど、
懐かしい笑顔の彼がいた。
彼と前回会ったのは、
いつの頃だったろうか。
再会直後、まずは、その話になり、
しかし、2人とも思いだせない始末。
実際のところ、今でも、思い出せない。
もしかすると、
10年ぶりぐらいになるのかも。
彼と、初めて出会ったのは、
ぼくが、社会人になって3年目ぐらいのとき、
同じプロジェクトの仕事をしたのがきっかけ。
今はなき都市銀の、A銀行とB銀行が、
第三次オンラインシステムというものを、
共同構築することになり、
複数のソフト会社から、IT技術者が集められた。
そこに、ぼくは、A銀行側のSEとして、
彼は、B銀行側のSEとして、
そのプロジェクトに参画し、
同じチームになったのが、最初の出会い。
偶然にも、彼とぼくは同じ歳であり、
すぐに打ち解けあって、仲良くなった。
ぼくの粗野で我儘?な性格と、
彼の温和で緻密な性格が、
うまくマッチしたのかもしれない。
或いは、東北出身のぼくと、
九州出身の彼の相性の良さかも。
彼とは、3年ぐらい一緒に仕事をし、
毎日のように、酒を酌み交わし、
その間に、お互い、結婚をし、
結婚式(披露宴)に出席し合ったり、
新居を行き来したりしながら、
プロジェクトが終わり、
お互い別々の仕事をするようになっても、
ゆるくながく付き合ってきた。
まあ、今回は、ゆるすぎるぐらいの
久し振りの再開になった。
そういう経緯の、ぼくと彼なわけだけど、
彼は、ぼくが全面的に気を許せる、
数少ない友人のひとりなのである。
(彼がどう思ってるかは知らない(笑))
ここ数年、飲みに誘われても、
酒がうまい、とは思えなくなっていた。
そもそも、酒が飲みたいなんて、
最近では思うこともなくなり、
乾杯した直後に、もう帰りたいと思う始末(笑)
でも、昨日、彼と飲んでいるときは、
久し振りに、永遠に飲みたい気分だった。
そもそも、この「永遠に飲みたい」という
気持ちの状態は、以前なら、飲むたびに、
毎回、感じていた感情である。
毎日のように、飲んでいた頃は、
飲むのが楽しくて楽しくて。
とにかく、暗くなったら、酒である。
乾杯の宣言から始まり、
どんどん、ほろ酔い気分になり、
途中で帰るやつは、馬鹿じゃねえか?と思い、
沈みゆく船の船長の如く、
最後の最後まで、飲んでやる、
というような高い志(笑)
(そういうのは、志とはいいませんから。。。)
だけれど、もう、ぼくも、歳だから、
そういうのも、なくなって来たのだろうか、
と内心思っていた。
しかし、歳のせいではなく、
ようするに、自分の意識の、
充実度合いなのだ、ということに気が付いた。
要するに、望まない会合に出席しても、
面白いわけがないのである。
そんなわけで、あまりに楽しかったので、
飲んでいる最中に、
「また、飲もうよ!」と言ったら、
じゃあ、また来年の正月にでも、とか言うので、
「何言ってんだ、桜が散るころに飲むぞ」と
半ば強制的に、約束を取り付けてきた(笑)
心から、気の許せる人と会って、
ゆっくりとお酒を飲んだり、食事をしながら、
同じ時間を過ごす、というような、
誰もが、普通にしているようなことを、
もしかすると、ぼくは、随分長い間、
してなかったのだな、ということを、
ぼんやりと感じた夜であった。
あ、でも、そう感じたからと言って、
自分が哀しいとか、そういうのではなくて、
何か、新たな発見が出来たような気がして、
ちょっと嬉しくなっているのである。
Hamのメインブログもよろしく!
地球を救え!プレミアム
久し振りに楽しい酒を飲む
