大抵の場合、不安とか、恐怖というものは、
自分にとって、得体のしれない存在に対して、
(頭の中で)生れるものである。
そう、わかっていても、
ぼくも、人間、今の状態は不安でいっぱいだ。
この先、どうなるんだろう、と、
こんな状態にいて、考えない人はいないのではないか。
例えば、計画停電のおかげで、
明日の自分の行動を、立てられない。
#今、日本で起きていることと比べれば、
#大変に次元の低い不安だけれど、
#ここは、ひとつの例として。
今までなら、インフラが整っており、
その上で、かなりの自由度を駆使しながら、
行動出来たわけだけど、
今では、何も決められない。
もっとも、これは、移動手段を、
自力ではない、他に依存しているからである。
だが、他に依存しないで出来ることなど、
この大都会東京で生きていて、
何ひとつないのではないか。
すべての存在が、もちつもたれつ、
絶妙なバランスを保ちながら、
奇跡のバランスを保ちながら、
ぼくらの世界を創造、継続してきたわけだ。
これは、広く考えれば、
東京で生きるだけでなく、
地球に存在するすべてのものたちにいえることだ。
ぼくらは、もちつ、もたれつ、
あまりにも当たり前過ぎてしまった為に、
お互いのもちつもたれつを忘れてしまっていたけれど、
すべての存在が、もちつもたれつ、
絶妙なバランスを保ちながら、
奇跡のバランスを保ちながら、
ぼくらの世界を創造、継続してきたことを、
忘れてはいけないのだ、と思った。
いろいろなことを命と引き換えに教えてくれた、
今回の被災者のみなさんに、哀悼の意を表します。
もちつ、もたれつ
