七夕

1999年にホームページに掲載したものを、
2008年にメインブログで転載しており、
それを、またこっちに転載します(笑)
古い時代に書いたものなので、
内容的にもショートメールとか言ってて、
ちょっと歴史を感じます。
ぼくが、「ぼく」ではなく、
「僕」だったりしてます(笑)
(では、転載開始)
今日は7月7日、そう、七夕の日だ。
関東では、当たり前のように本日を七夕と呼んでいるが、
僕の田舎がある東北地方では、8月7日が七夕祭りの時期だ。
だから僕にとっての七夕は、年に2回訪れるような気がする。
どちらかと言うと8月の方が実感するのだが。
さて七夕の日は、織姫と彦星が天の川を渡って
年に一回のデートを楽しむ日と言われる。
何故、年に一回しか逢えないのだろう。
これには、いくつかの説があるとされているが、ご存知だろうか。
最初に紹介する説は、最も有力視されているものであるので、
ご存知の方も多いかもしれない。
それは、二人が宇宙人であるというものである。
織姫の住んでいる星と彦星の住んでいる星は、別々の恒星系に属している。
従って彼らの技術力を持ってしても、
二つの星を自由に行き来する事は難しいのだ。
但し、年に一度だけ、そう7月7日には互いの星が最も近づきあい、
しかも重力場が互いに作用する為に、
宇宙船の推進力が最大限に発揮される日になるのだ。
従って、二人のこの機会を無駄にする事無く利用しているのだ。
しかし、この重力場の効果的な作用は一日も持たないので、
二人はあんまりゆっくりデートを楽しむ事が出来ないと言う。
さて次の説は、あまり知られていない説である。
もしあなたが知っているとしたら、
七夕おたくと自慢してもいいかもしれない。
それは、二人が神であるというものである。
神は、滅多な事では人前に姿をあらわさない。
また神々同士の恋愛も開放的に行われるものではない。
従っていくら愛し合っていたとしても、
織姫と彦星が腕を組んで歩くわけにはいかないのだ。
そこで彦星は考えた。
なんとか織姫とデートしたい。
何か良い方法はないだろうか。
そして有る日、彦星は1冊の本を書いた。
それは人間(古代人)に向けたメッセージのようなものだ。
内容は、まさに七夕物語。
織姫と彦星が年に一回の七夕の日だけ逢って愛を誓い合うと云った、
ハーレ何とかロマンスのような恋愛小説だ。
そしてその本は、瞬く間に当時のベストセラーになってしまい、
めでたく二人は年に一回だけだが公然とデート出来る様に、
他の神々に認知させたのだった。
この後、彦星は味をしめて、続七夕物語を書く。
しかし内容は殆ど一緒であり、
単に二人が合う回数を増やしただけだったので、
不評だけでさっぱり売れなかった。
従って二人が逢う事が許されるのは、ずっと年に一回だけのままだ。
最後の説は、門外不出の殆ど秘密の説である。
これを読んだあなたは、
あんまり他の人に言いふらさないほうがいいかもしれない。
それは、二人の関係が、実は不倫関係だったと言われるものだ。
二人は昔、恋人同士だったのだ。
しかし彦星の浮気が原因で破局を招いた。
それから年月は去り、お互い別々の家庭を持つに至った。
しかしある日、織姫が散歩している時に、
彦星とばったり出会い、愛が再燃してしまったのだ。
不倫同士のデートは公然と行われるものではない。
従って殆ど逢う事もままならず、
携帯のショートメールの交換ぐらいの交際しか出来なかった。
しかし7月7日だけは織姫のダンナが、
なぜか泊りがけで旅行に出かけるので
そのタイミングで二人はデートするのだ。
7月7日が天気が悪い事が多いのはそのせいである。
なんてったってばれると困るからだ。
等という話しは、ぜーんぶ、ウソである。
今、でたらめを考える為に頭を使ってしまったので、ちょっと疲れた。
そういえば今日、一緒に仕事をしているMくんがおもしろい事を言っていた。
「年に一回しか逢えないんじゃ、彦星は絶対に浮気してますよね!」だって。
僕が彦星だったら、確かにそうかもしれないなと思いつつ、
いやいや、織姫だって絶対に浮気してるぞとも、思った。
恋愛は、おもしろい。
逢えば逢うほど逢いたくなる場合もあるし、
逢わないでいて、たまに逢うことで新鮮さが保たれる場合もある。
もうこいつとはおさらばだと内心考えても、
ちょっと時間が経つとまた逢いたくなったり、
ずっと一緒にいたいと思っているのに、
急に心がさめてしまうのは、どうしてなんだろう。
そんな事を考えながら今夜は眠るとしよう・・・。
(おわり~♪)
それでは、みなさん、素敵な七夕を!
2011年の七夕の関東地方は、どうやら雨のようです。
ひこぼし、おりひめ、ぼくらに邪魔されず、
静かにデート出来そうですね(笑)
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