テキストの長さを確認してみたり。
大昔に書いたサイトからの文章を流し込んでみますか。
15年ぐらい前に書いたもの。
なんか、自分ではないみたい(笑)
僕が東京に上京して来たのは、18才の時だ。大学の受験の為である。子供の頃から、強烈に都会に憧れていた。憧れていた理由や、最終的に上京する理由となったエピソード等の話は、別な機会に書く事にして、当時の記憶を淡々と書き留めておこう。
最初に、上野駅に辿り着いた所から記憶は遡る。
上野駅に到着して、まず初めにした事は、コインロッカー探しだった。受験場所の下見は千葉県まで行かなければならない。従って、抱えている大きな荷物をロッカーに一時的に保管するつもりだった。とりあえず目に付いたコインローカーに荷物を保管し、(たぶん生れて初めて使うコインロッカーだったと思う。)常磐線と東武線を乗り継いで、目的の大学まで下見に行った。そして、滞り無く下見を終え、上野に戻ってきた僕だったが、さっき預けたはずのコインロッカーに辿り着けない。コインロッカーの周りの景色は覚えているのだが、どうしてもそこが見つからないのだ。
今では、それがどのコインロッカーだったのか思い出せないが、確か、その場所を探し出すまでに1時間ぐらい、あの上野駅をぐるぐる回っていたと思う。しかし、あの時の僕は大変な事になったという自覚があんまりなかったようだ。きっと、一つ一つの事を楽しんでいたんだろうな。或いは、何にも考えていなかったのか。(この気楽さは、もう無くなってしまった。なぜかは全くわからないのだが)
そう言えば、もう一つ驚いた事があった。
上野駅構内で、やけに汚い格好をしたおじさんが僕に話し掛けてきた。まだ浮浪者の存在を知らなかった僕は、さすが都会、いろいろな人がいるなあと感心しながら、そのお方の話を聞いていると、とんでもない事をおっしゃる。どうやらこのおじさんは、僕に営業行為をしたいらしく、その内容と言えば「100円でおじさんを一発殴る事が出来る。」という説明だった。ゲームセンターで100円入れて、パンチをすると点数が出るという奴があるが、これも感覚としてはそういう事になるのだろうか。(点数は出ないが。)
そこで僕は、100円払って、その男を、力任せに思い切りぶん殴ってやった…というのは、もちろん嘘で、そういう状況に自分がいる事がなんだか妙に恐くなって、「結構です。」とその場を足早に立ち去った。「そうか、誰かを殴りたくてたまらなくなったら上野にくればいいのだな、さすが東京だ!何でも用意されているわけだ!」と、なんだか訳もわからず理解した。しかし、あれから、上野にはしょっちゅう行くのだけれど、あのおじさんとは会っていない。営業的に成立しなかったのかな。
最初の宿泊地である新宿ニューシティホテルに向かう為に、この後、新宿に向かう。ホテルが新宿中央公園の向こうに存在する事を、小さな受験生用の地図で確認しながら歩き出した。初めての新宿高層ビル街を見上げて、気が遠くなった。この時、本当に実感として、「ああ、ここが東京なんだな。」と、素直に感じる事が出来た事を覚えている。
僕の東京との付き合いは、こんな感じで始まった。
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続 テスト的な使い方をしてみたり
