「Lin Nai~Fine Art Museum~」1998年9月9日発売
亜波根綾乃さんのセカンドアルバムである。壮大で光溢れる楽曲が並ぶなかで、ファーストアルバムでは一切見せなかった陰の部分がちらほらと表現されているようにも思う。もちろん、どちらのアルバムも素晴らしいのだが、ぼくがハマった最大の理由が、このアルバムで感じた陰とそこから溢れる切なさようなものに魅せられたような気がしている。
1. Penetrator
一曲めから、ファーストアルバムでは有り得なかった短調のイントロが流れる。突然、胸の切なさに襲われたような気持ちになる、この意外な展開は、笑顔だけの少女から、恋を知って成長した大人の女性に変容しつつあることを表現したのだろうか。そんなスリルを感じる歌である。純粋でありのままな気持ちを伝えたいのに、なかなか届かず悩んだ乙女心は、見えない何かに翼を傷付けられて、飛べなくなりそうな白鳥の姿に似ている。
2. わたし
この曲も短調のナンバー。そして冒頭で書いたぼくがハマった最大の理由は、この楽曲にある。亜波根綾乃さんの歌で好きな歌を挙げよ、と言われたら、まずはこの曲を言うと思う。シングルカットもされていないので、マニアックな好みかもしれないけれど。何か特記する理由があるわけでなく、ただただ好きな曲です。ちなみに作詞は、亜波根綾乃さん。
3. warmth
シングル9枚目。1曲目、2曲目の苦悩を乗り越えて、恋から愛に成長した少女の心は、ひたむきさを取り戻し、真実を求める、みたいな。この楽曲の作詞も亜波根綾乃さん。ファーストアルバムのラストに収録された彼女自身の作詞作曲「Crystal」を聴いたとき、ただものではない、と思ったけれど、音楽を創って表現していくという才能はすごいと思う。
4. 小さな勇気
シングル8枚目。愛を知ってもなお、この楽曲も亜波根綾乃さん。
5. 心の地図
シングル6枚目。ファーストアルバムの色を残した楽曲。10代の少女がこの壮大な楽曲を歌いあげるのは、ぼくは奇跡だと思います。ちなみにこの楽曲は小山薫堂さんが作詞。ぜんぜん話は外れるけれど、薫堂さんのオフィスは、ぼくの仕事場の近くで、薫堂さんのところでやってるオレンジのバイテンに、よく珈琲を買いに行く(うまい)。
6. FATE TO HEAVEN
シングル5枚目の2曲目。
7. 虹の彼方へ
。
8. Circle
シングル6枚目の2曲目。
9. 遥かなわたしたちへ~eternal ribbon in the air~
シングル7枚目。
10. 夜の翼~keep our head together~
波の音から始まるプロローグ。
11. プリズム (Club Mix Version)
シングル4枚目。
